11月11日は、内田光子さんを聴きに・・・
こんばんは
かなり久しぶりの更新になってしまいました。
11月はボストン交響楽団、内田光子さんのbeetoven「皇帝」を聴きに、大阪フェスティバルホールへ。
私の最も好きなピアニストの一人である内田光子さん、その世界的なキャリアは言うまでもありません。初めて聴いたのは、忘れもしない中学生のとき。東京文化会館で行われた、モーツァルトの全曲演奏会でした。天から舞い降りてきたような音色は、当時中学生だった私の心に(耳に?)刻み込まれ、今でも美しく蘇ります。
この日の「皇帝」も隅々まで磨き上げられた音色、品格のあるbeethoven、流石の演奏でした。
そして、後半のショスタコービチの5番、ネルソンスの圧巻の響きに酔いしれました。
金管の鮮やかな響き、弦のピアニッシモの美しさ、これを上回る演奏はないのでは?と思っています。
19日、オペラシティへ。マークパドモア(テノール)と内田光子さんのschubert「冬の旅」
休憩なしの1時間半。
schubertの絶望、切なさ、美しさ、苦悩、全ての詰まった素晴らしい演奏でした!
内田光子さんのピアノ、アーティキュレーション、アゴーギク、フレージング、その全てが美しく
ラストの辻音楽師も絶品。しばらく息をするのも忘れるほどでした。
スタンディングオベーション止まず・・・。
今回京都にも滞在出来て、実は初めて(!!)の平等院鳳凰堂。
楽器を手にした仏様にも見入ってしまいました。気持ちはすっかり極楽浄土へ・・・(笑)
かねてから行ってみたかった、大山崎山荘。
安藤忠雄氏の設計の別館にあるモネの「アイリス」に出逢えて良い時間になりました。
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